対外関係と政治文化 : 史学論集
- 種類:
- 図書
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- 森克己博士古稀記念会編
- 出版情報:
- 東京 : 吉川弘文館, 1974
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- 内容:1 対外関係編 三論宗・法相宗伝来考(田村円澄) 画指ー中国と日本(荻野三七彦) 『日本紀略』の対外関係記事抄録について(柳宏吉) 初期日渤交渉における一問題ー新羅征討計画中止との関連をめぐって(石井正敏) 『一言芳談』のなかの善導(菊地勇次郎) 信濃別所安楽寺開山樵谷惟僊伝についての新見解(玉村竹二) 天和朝鮮信使考(三宅英利) 近世薩琉交通の一具体相ー薩摩藩派遣の十三艘船について(喜舎場一隆) 長崎貿易の利銀収公政策に関する一考察ー銅代物替貿易を中心に(太田勝也) 同名異書の『続異称日本伝』五種(石原道博) 蔡温の外交-蔡温の外交ー金鶴形一対と准作下次正貢(宮田俊彦) 長崎遊学の米沢藩医が報じた阿蘭陀通詞吉雄氏の動向(片桐一男) 中国の信仰習俗と日本ー石敢当を例として(窪徳忠) 所謂大隈条約案に関する二三の考察(稲生典太郎) 墨的五彩(谷信一) 忘れ得ぬ人々(森克己)
2 政治文化 古代・中世編 ミヤケの土地制度に関する一試論ー新羅国民政文書の検討を通じて(虎尾俊哉) 七、八世紀における農民の基本的経営単位(高島正人) 大仏造顕の意識ーその国分寺との関係(竹内理三) 神戸雑考(山田英雄) 計会制度に関する一考察ー計会制度の制定目的を中心に(寒川照雄) 道長政権と坊官・宮司ーその基礎的考察(福井俊彦) 香椎廟の香椎宮への移行とその荘園化(小島鉦作) 鎌倉北条氏の族的性格(奥富敬之) 岩門合戦再論ー鎮西における得宗支配の強化と武藤氏(川添昭二) 関東における氏寺の一考察ー世良田長楽寺について(中尾尭) 中世の海難ー寄船考再論(新城常三) 中世土地売券における「余田畠」ー十三世紀淀川沿い地域の場合(鈴木鋭彦) 中世における複利法の研究ー借米にかかる複利について(毛利一憲) 『魏志』倭人伝考証(村尾次郎) 浦島子伝承をめぐる問題ー外来思想の摂取形態(下出積与)
『因幡国伊福部臣古志』の研究(佐伯有清) 『北山抄』と『清慎公記』(桃裕行) 尊敬閣文庫架蔵『秘府略』の紙背文について(飯田瑞穂) 平安時代の高僧伝ー『慈覚大師伝』を中心として(多賀宗隼) 南英謙宗と『碧巌鈔』について(竹内道雄) 『神皇正統記』の神国観の形成(平田俊春) 漢籍を出典とする記録語の若干について(斎木一馬)
3 政治文化 近世・近代編 天草における幕領の成立と代官支配-鈴木重成・重辰 を中心に(村上直) 江戸時代における将軍政治の一考察-綱吉と柳沢吉保との関係を中心として(林亮勝) 近世後期における九州天領農村の構造-土地集積をめぐる地主層の対抗・消長(藤野保) 旗本の窮乏と在方金主の生態-天明・寛政期における旗本中根氏と下総国須賀山村多田家(川村優) 江戸における新町起立の一過程-四谷新堀江町の場合(北島正元) 交通史上から見た幕末期の美ケ原温泉郷(金井圓) 弘化期における江戸湾防備問題と異国船取扱令-浦賀奉行持場を中心として(丹治健蔵) 維新史料・島義男『戊辰日記』について(杉谷昭) 明治における士族授産論(安藤精一) 外交家としての森有礼(安岡昭男) 近世における宋学受容の一問題-羅山の講書に関する告訴一件をめぐって(和島芳男)
白石史学と明治の史学(宮崎道生) 広瀬旭荘の海外認識と海防思想(杉本勲) 維新期の農村の国学者鈴木雅之の改革論(伊東多三郎) 幕末尊王思想の展開(山口宗之) 済生学舎と東京女医学校について-女医養成を中心として(三上昭美)
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