腎疾患の病理アトラス : 尿細管間質疾患と血管疾患のWHO分類
- 種類:
- 電子ブック
- 責任表示:
- Surya Venkata Seshan [ほか著] ; 重松秀一, 城謙輔, 田口尚監訳
- 出版情報:
- 東京 : 東京医学社, 2005.10
- 著者名:
- ISBN:
- 9780000004017 [0000004019]
- 注記:
- 原著(c1999)の翻訳
アクセス:WWWによる
本書では，糸球体の形態学的病変について最新の画像とともにその説明がなされ，そして，臨床関連事項と疾病の発症機序についても詳細に記載されている。今回の出版は，このWHO糸球体疾患第2版と同様の意図から，腎臓の尿細管間質と血管関連の疾患についてさらに改訂がなされ，最新の情報が盛り込まれている。
尿細管・間質疾患の診断には生理学的検査、血液疾患には画像診断が組織検査と同等かそれ以上に重要との認識がある。日本語版が出版されたことにより、この種の腎疾患の分類の重要性と病理形態学的診断の大切さが改めて浮彫りにされた。本書は、腎臓病理医はもちろん、腎臓臨床医にとっても腎臓病の知識を整理し、腎臓病の診断の質を向上させる専門書である。
本書では，腎臓の尿細管間質と血管関連の疾患について最新の情報が盛り込まれており，腎臓病学の分野での進歩する知見を取り入れている。また，感染症，薬剤誘発性腎症，尿細管輸送機能欠損症，代謝性疾患や腫瘍関連疾患に関連する病変群，また，新しいウイルス性疾患やミトコンドリア病，中国産薬草湯に関する腎症など，最近になって認知された疾患も定義され説明されている。 本書は世界中の多方面の学者にそれぞれの専門分野から執筆され，本書が腎臓病理学者や腎臓学者だけでなく，一般内科医や小児科医さらに医学生や内科・病理学のレジデントにとっても役立つものと期待している。 - ローカル注記:
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