グレアム・グリーン研究

種類:

図書

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F. クンケル [ほか] 著 ; 野口啓祐訳編

出版情報:

東京 : 南窓社, 1974

著者名:

• Kunkel, Francis Leo, 1921-
• 野口, 啓祐(1913-1975) <DA01228412>

注記:

第1部は『グレアム・グリーンの迷路』(フランシス・クンケル著 1959年刊・絶版)の全訳にその後の同氏によるグリーンの新作批評をつけ加えたものを「総合研究」とし、第2部はマドール等多数の批評家による「特殊研究」「作品研究」の2編を収録
内容:1 旅行記・評論・自伝,初期の小説,娯楽小説,カトリック小説,戯曲,新作『名誉領事』(フランシス・L.クンケル著『グレアム・グリーンの迷路』の全訳と訳者のノートを付したもの) 2 特殊研究 グリーンの小説六つの問題点(ウィリアム・バーミンガム) グリーンの作品にあらわれた夢の役割(フランシス・クンケル) 作品研究 『恐怖省』研究 現代の異端(W.H.オーデン) 『愛の終り』研究 愛することと苦しむことと(ウィリアム・ヒーリー) 『権力と栄光』研究 不条理と愛の神秘(フランソワ・モーリアック) 裏切りと十字架(ジャック・マドール) 『事物の核心』研究 Felix・culpa?ーひとは罪を得てしあわせか(イヴリン・ウォー) スコウビー孤独地獄に堕つ(ジョウゼフ・カートメル) 憐みと犠牲と愛と(マルセル・モレ) 『燃えつきた人間』研究 エロス・ノモス・アガペーグレアム・グリーンにおける創作と信仰の悲劇(ジェイムズ・ノクスン) 作品梗概 初期の小説,娯楽小説,カトリック小説,戯曲,短篇小説. 文献目録:p.285-299